引きずる人、引きずらない人
あなたが道を歩いていて、何かにつまずいて転んだとします。周囲には人がたくさんいます。怪我はなかったものの、あなたは派手に転びました。目から火が出るほど恥ずかしいですよね。そこでお伺いしたいのですが、どれくらいの時間、恥ずかしいですか?
恥ずかしい目にあった時、しばらくは恥ずかしいですよね。人によっては、わざわざその瞬間を何度も思い出しては、ひとり顔を赤くしたり。
そういう人は、今度は嫌なことに出会った場合、やはりいつまでも引きずるのではないでしょうか。そして、そのこと自体はもうすでに済んでしまっているのに、わざわざ思い出してまで。
恥ずかしいことや、嫌なことをいつまでも引きずる人。思い出してはまた嫌な気分に浸る人。なぜそんなことになるのでしょうか。
そういうタイプの人と、全く逆のタイプの人もいますね。スッテーン1いってえなあ、かっこ悪いなあ、で、終わり。もうけろっとしてる。嫌なことも、腹立つことも、一晩寝たらけろっとしてる。もう忘れてる。
これは「思考のクセ」です。引きずる人はあえて引きずろうとしています。けろっとしている人は、あえて忘れようとしています。あえてそうしているうちに、それがクセになってしまっているのですね。もちろん、いつまでも嫌なことを引きずるのが、良いクセであるわけがありません。
私も引きずるタイプだったのですが、考え方を変えることにより、けろっとタイプになりました。私のやり方でよければ、参考になるかどうかわかりませんが、真似をしてみてください。
まず恥ずかしい目をした場合。その時は私でも恥ずかしいです。それはしょうがないです。そこで考えて欲しいのですが、何が恥ずかしいのかというと、「他人の目」ですよね。みんなが見てますからね。もう見ないでって感じですね。
でもいつまでも見てる人はいません。そんなヒマな人、あんまりいませんね。誰も私のことなんか気にしていませんよ。恥ずかしいと思うこと自体バカらしくないですか。ましてや、それから時間が経った後、どこの誰がそのことを思い出しているでしょうか。誰も思い出してないって。そんなどうでもいいことを、わざわざ思い出してまで恥ずかしがるなんて、馬鹿の極みですよ。
嫌なこともそうです。自分で思い出している。自分で思い出して腹立てたり、気分悪くしたり。下品な例えで申し訳ないですが、それって、臭い靴下を大事に保管していて、ことあるたびにそれを出して匂いを嗅いで、「くさ〜!」っていうのと同じですよ。
ね、馬鹿らしいでしょ。恥かしかろうが、気分が悪かろうが、「明日は明日の風がある」です。嫌なことは今日お風呂で流してやってください。明日に絶対持ち越さないこと。
明日もいい日で。日日是好日。
伝わりました?
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