あんた神様かい？とんでもねえ、あたしゃ神様だよ。
こんにちは。緊急事態宣言も解除されて、街の様子もけっこう気が緩んでおります。マスクなしの人が目につきます。でも決してコロナウィルスがいなくなってしまったのではありません。そこだけは勘違いしないようにしたいですね。
今日は「世の中偶然だらけ」というお話です。
下は私の今朝のツイートからです。
この前ブログに
— もっさん（こころケアカウンセリングやまもと） (@kokoniarusnao) 2020年5月23日
自分はよくお金を拾うとかいたら
今、散歩してて千円札拾った。
交番に行った
ふと
学生時代、
その日食べるものも買えなくて
友達の下宿目指して歩いていたら
空から一万円札が降ってきた
その時は使ってしまった
思い出した途端
おまわりさんの顔を
直視できなくなった（笑）
そうなんです。またお金拾ったのです。今日はお札でした。それでふと思い出した学生時代のエピソードをツイートしたのですが、空から一万円札が降ってきたのは事実なんです。
舗装されていない田舎道を歩いていた私の真横を、一台のトラックが土煙を上げて走り去っていきました。その時です。頭の上からひらひらと一万円札が降ってきたのです。神様が助けてくれたんだ、とその時は思いました。そして神様ありがとう、と言いながら全部使いました（笑）いい青春の1ページでした（はっきり言って、拾得物横領ですが）。
その後の人生でいろいろなことがあり、神様を信じなくなってしまいました。都合の良い時だけ信じることにしました。今、その1万円について考えてみると、ずばり、偶然だと言えます。もともと落ちていたお札が、トラックの走る勢いで舞い上がった、そう思います。そこに何かとの因果関係を持ち込むとややこしいのです。歴史も、自分の身の回りに起きることも、みな偶然です。そう考える方が楽なのです。
ついてない時ってありますよね。自分を責めてしまいますよね。違います。偶然です。何にもしてないのにうまくいく時もありますよね。私ってすごい！そうです。すごいです。力あるのかも？それは違います。そう考えると「慢心」です。なぜうまくいったのか。偶然です。偶然うまくいったからすごいのです。と、私は考えるようにしています。
世の中、偶然がまた次の偶然を作り、偶然の連鎖でできていると考えています。そこに物語を作ると、ずっと物語を作り続ける必要が発生します。たとえば、その1万円を神様がくれたとします。神様はとても良い人です。そこに神様というキャラクターを作り、物語をスタートさせると、こうなります。使う時に（一応法律違反）神様のバチが当たるのではないかという心配が出てきます。その後、何か嫌なことが起きると、神様のバチが当たったとなります。
さて、その1万円で、神様はどれくらい一人の人間を縛り続けるのでしょうか（笑）もう神様の怒りには触れたくないので、ある日募金します。この前1万円使ってバチが当たったので、1万円募金？無茶言うなよ。そんな大金、募金できるかよ。
誰も無茶言っていません。あなたが勝手に無茶な話を作っているのです。悪いことしても良いとは言ってないんですよ。法に触れることはいけません。点ピンであれ、一円でもお金をかけたらアウトです。いかに検事長でもアウトです。
ただ天罰とかに考えを及ばせる必要はない、と言いたいのです。あなたが何か気になるような、自分の中ではよくないことをしました。嫌なことが起きました。何にも関係ないですよ。偶然です。良いことも起きれば悪いことも起きる。世の中そういうものです。
明日は天罰について考えてみましょう。
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