撲滅したい「ねばならない」という悪しき考え
今日はストップ・ザ・「ねばならない思考」です。真面目な人ほど陥りやすい「ねばならない思考」ストレスになりやすいものの考え方ですね。
初めは良かれと思っていたことが、続けていくうちに、それ自体が負担になってくる。でも続けなければならない。楽しくしていたのに、いつの間にか苦痛になってくるのですね。そしてその考えに陥った人は、今度は自分を責め始めます。自分はなんでも最後までやり切ったことがない。ダメな人間なんだ。
日本人はこのパターンになる人、多いです。なぜか。簡単です。そういう教育を受けてきているからです。まず、男はこうでなければならない。女はこうあるべきだ。最近は少しずつそういう考えを否定しようという動きはありますが、まだまだ残っていると思いますよ。
やり始めたことは最後まですることが「良い」ことで、途中で投げ出すことは「悪い」ことなんです、「中途半端」という四字熟語がもつニュアンスはいいものではありません。一度決めたらとことんやるさ。演歌ですか(笑)学校でもそうです。部活動を途中でやめる生徒はよくないよ、という考えをお持ちの先生もいらっしゃいますよ。
本当にそうなのかなあ。
嫌なことを続けてどうするのですか。最初は好きだったことが、いつの間にか嫌になることってありますよ。飽きたりすることは普通でしょ。頭を柔らかくしませんか。心がボロボロになりながらもしんどいことを続けている。それでいいんでしょうか。また、そういう人に向かって「頑張れ、頑張れ」それ、本当にいいんでしょうか。
好きで始めたことでも嫌になることはある。
こうでなくてはならない、ではなく、こうある方が良い時もある。
中途半端に投げ出したのではない。方向転換だ。
最後に
自分は何をやっても中途半端だと嘆いている人に。
そうですか。何をやっても中途半端ですか。なるほど。あなたは何をやっても中途半端になるのなら、いっそのこと、死ぬまで全部わざとに中途半端にしませんか。ありとあらゆるものをすべて中途半端にしましょう。
あなたは生まれてから死ぬまで何もかも中途半端でした。すべて中途半端であるならば、それってパーフェクトじゃないですか?すごいことじゃないですか。すべてを中途半端にやり切りましたよ。
あなたの顔についている目は、誰のものですか?あなたのものでしょう。作られた世間の物差しなんて、廃品回収の時に出してください。
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