幸せだから笑うのではない 笑うから幸せなのだ やる気スイッチよりリラックススイッチ
こんにちは。
今日は人の脳は非常にだまされやすい、ということを使って、心のケアのお話をしたいと思います。
フランスの哲学者アランが次のようなことを、「幸福論」と言う本の中で紹介しています。
幸せだから笑うのではない。
笑うから幸せなのだ。
つまり人は笑えば幸福感を得ることができる、と言うことなのです。
もう少し詳しくお話ししましょう。
私がいつも言っている事なのですが、口角を上げて過ごしましょう、というのがあります。
人は笑うと、その発達した表情筋のおかげで、表情が変わります。
笑っているときの表情の特徴は、左右の口角が上がっている、と言うことです。
何か楽しいことがあって笑顔になると、口角が上がるわけです。
では、それを逆にしてみましょう。
何もない時に口角を上げます。するとふっと気持ちが緩みます。これは何故かと言うと、脳が騙されているからです。脳と表情筋はつながっています。したがって表情筋で楽しいときにしている表情を作れば、脳が楽しいと判断してしまうわけです。
また口角を上げると脳が楽しいと判断し、セロトニンを分泌します。セロトニンの分泌によりさらに楽しい気持ちになり、また腸内環境も良くなり免疫力がアップすると言われています。
ためしに、口をとがらせてみてください。そしてその後今度は口角を上げてみてください。微妙な違いですが、口角を上げたときの方がリラックスしているのを感じませんか。
私はいらっとしたときに、すぐに反応しないで、口角を思いっきり上げます。すると気持ちが大きくなったような気がして、怒りの気持ちがおさまっていくのです。それで無駄に怒ることがなくなりました。
日々の暮らしの中でも、気がついた時は口角を上げるようにしています。今ではそれが私にとってのリラックスのスイッチになったと思っています。そうやって生活をしていますと、今まで本当にどうでもいいことでイラッとしたり、腹を立てたりしていたことに気づかされます。たかだか口角を上げるだけで、人間関係も良くなるし、嫌な気分になることもないし。プライスレスです(笑)
皆さんにお勧めは、朝の歯磨き前の一瞬です。歯を磨く前に歯ブラシを横向きにして、前歯でくわえてください。そして鏡を見てください。笑ってるでしょ。歯を磨き終わってまたくわえて。くわえた時のリラックス感を認識できたらもう大丈夫です。
最初は目が笑ってません(笑)でも、いい歳して歯ブラシくわえてる自分、それって、笑えてきませんか?一日のスタートは大切です。どうか笑顔でいいスタートを。
もう一度アランの言葉を。
幸せだから笑うのではない。
笑うから幸せなのだ。
ではまた。
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