がんばれる人・がんばってはいけない人
さて今日は「がんばれる人・がんばってはいけない人」というタイトルでお話しします。
日本人は古来より「がんばる」ことが美徳とされてきたわけですね。がんばることがいいことなんですね。それでがんばれないとダメなやつだってレッテルを貼られるわけですね。
やせがえる 負けるな 一茶ここにあり
ってなもんですね。痩せてるカエルが一生懸命柳の葉っぱか何かに飛びつこうとしているわけですね。かえるくん、がんばれよー、私はここにいるよー、ってね。
思うんですが何かエサあげる方が先決問題だと思うのです。かえるさんは痩せ細ってますからね。
あとウサギとカメね。カメがいいやつで、ウサギは悪い。油断しているって。油断しているとやられるのだって。まあ確かにそうでしょうけどね。まあどっちもどっちってことで。
ちょっと脱線しましたが、私は思うのですが、がんばっている人がそれで調子がいいのななら、どんどんがんばることだと思います。問題は、がんばれなかった時です。その時にも、よーし、そんなら次見てろよっていう人は、どんどんがんばればいい。
がんばれなかった時に落ち込む人。このあたりまでは普通にあることです。しかし、「自分はダメなやつなんだ」と自分を責めてしまう人。これね、責めるなって言っても責めてしまうんです。言われて「はいそうですか」っていうほど簡単なものじゃないんですね。
自分で自分を責める思考の癖がついてしまっているんですね。それはゆっくり治していかないといけないですね。
まずへこたれそうになると、へこたれるんです。あらもうダメだ〜。がんばっている人、そんな人眼中に置かない。そりゃ異星人か何かでしょう。もういっそのことがんばれる人はアンドロイドということにしておきましょう。
それからがんばれなかった自分を無理やり褒めることもないですよ。無理です。だって自分を責めるほどの人が、いきなり「がんばれなくても僕はよくやった」って思えます?それ、また新しいストレスを生むだけの話です。
何かでがんばれなかった。がんばれなかったのは残念。でももう済んでますからそれ。がんばれなかったことと、自分を責めることの繋がりを切ることが重要です。がんばれなかったことと、自分はダメなやつとは実は無関係なんです。
自分を責める人は真面目な人が多いです。でもね結局は自分を責めてやる気が出ますか?出ませんね。自分を責めてる間、がんばることをやめてますよね。自分を責めることを、頑張らないことの免罪符にしているのです。「僕はがんばりたくない。そんな自分は悪いやつだってことにしておくので許してね」って。
人は真面目でい続けることはできませんよ。それってどこかで矛盾に行き当たり、結局破綻しますよ。不真面目がいいと言っているわけではないんです。真面目と思っているのはあなただけ。人の顔色が気になるので真面目でい続けないといけない。それは苦しい思考のクセですね。一度どこかで開き直れたら楽になるのにね。自分のしんどいことや、これでいいのかなってことを吐き出せたら楽になるのにね。
がんばれなくて何が悪い!
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