マーフィーなんて大嫌い（どうせ私は想像力のない、しょーもないやつですから）
「マーフィーなんて大嫌い」ってタイトルつけました。このマーフィーってもちろんあの「マーフィーの法則」のマーフィーです。先に言っておきます。「マーフィーの法則」にいちゃもんをつけようとかではありません。それどころか、マーフィーの法則が日本で紹介された時、何冊もあったマーフィー博士の本を全部読みました。特に「富を得る法則」もう必死で（笑）そのころは借金で火の車でしたから（笑）
潜在意識がどうのこうのというやつです。もう夢中で読みました。そして実践しました。毎日。時間を見つけては実践です。これで大金持ちになれるとほくそ笑みながら。。。（笑）
しかし、しかしです。皆さんは読まれました？たとえばこんなのがあります。
嫌いな人に会いたいとは
誰も思いません。相手も自分が嫌われていると知れば、
わざわざあなたに
会いにくることはないでしょう。
お金もまったく同じです。
富を手にする法則の第一条は、
とにかく、お金を好きになることです。
大変よくわかりますね。お金大好きです。私、お金大好きです。
次いってみましょう
自分には豊かになりお金を得る権利があると考えてみる
豊かになっているイメージをしてみる、心の中で思い描くことから始めてみる
富を心の中に描くことで富を生み出すことができてしまうので、富がどんどん自分に流れ込んでくるようイメージしてみるそして、既に無限の富を得ていると信じてみる
この辺りくらいからちょっと怪しくなってくるんです。私が、です。イメージできないんです。「豊かになっているイメージ」と言われましても「豊か」っていう抽象的な言葉のイメージができないんです。なんでしょうか、私は想像力がないんでしょうか。
それからもう一つさっぱりイメージできないのが「富」
「富を頭の中に描く」ってなんですか？お金を描くのですか？万札を思い浮かべることはできます。バスタブにワンさか万札が入っているお風呂に入ってる自分。万札に埋もれている自分。
「富がどんどん自分に流れ込んでくる」これ、何をどうイメージするんですか？お金が流れ込んでくる？どうやって？どこから？
きわめつけです。
その願いがかなった時に感じる「感じ」を先に感じてみる
富が得られた時の富裕感を感じてみる
ついでに豊かになった気持ちを周囲の人にも分かち合ってみる
この本に出会った頃私は本当に借金まみれで、明日どうしようという状態でした。その切羽詰まった状態でこれは無理です。もう死にそうです、という時に健康な時のことをイメージしろと言われてるのと同じです。絶対無理。
ここでも「富」です。「金」とはっきりいってくれ（笑）その気持ちを周囲の人にも分かち合うってなんだよ！どうするんだよ、気持ちを分かち合うってのは。
これはマーフィーさんが悪いのではなく、日本語訳された方が、もう少し具体性のある言葉を選んでくれたらなあ、と思うわけです。
抽象的な言葉は耳障りはいいのですが、実際どうすればいいの？ってなります。私がカウンセラーとして相談者さんに指示するときは、具体的に「何をどうする」をはっきり言います。そうしないとせっかくいいことを言っていても、相手に伝わらないということになるからです。
私はどうもこの手の表現が苦手なのです。困った人を助けるには現実的でないといけない、それが私の持論です。どこかの小さいマスクのおじさんみたいに、耳障りのいいことばっかり言って、何にも具体性のないお話はけっこうです。
カウンセリングって夢物語を語る仕事ではないのです。相談者さんの現実に深く切り込んでいく仕事だと思っています。ある方にはこう言ったことがあります、内容は申し上げることはできませんが、
「あなたの行くべきところは精神科や心療内科ではない。警察だ」
その方は犯罪被害に遭っていたのです。結果、警察により法的にその方の悩みは解決されました。
あ〜、お金〜、流れてこいよ〜
こちらHPの記事です。
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