Twitterに書ききれない心のケア術

もっさんのぐうたらブログ

弱者の生き方 「楽しむ」のではなくて「面白がる」

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  「面白がる」って亡くなった樹木希林さんもおっしゃってましたね。「楽しむ」のではありませんって。ある種のニヒリズムだと思いますが。私もその境地になったのはわりと最近、歳とってからです。

 私はフリーランスですが、はたから見たら気楽そうなんですね。まあ、気楽といえば気楽です。でもね。誰もお給料くれませんから。教師辞めてね、しばらくはそういうことにも気づかなかった(笑)必死のパッチになっても一銭にもならん。何をやっても裏目に出る。何でも続けることが肝心、とかものの本には書いてある。ところがこれが何をやっても続かない。ダメだなあ、自分ってダメだなあ、最低だなあ、そればっかり。もうねアホらしくなって。そしたらね、なんか笑えてきて。自分のダメさ加減に呆れて、笑えてきた。

 

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 もうなんでもいいや。好きにしてよって感じで。面白いなあってふと思ったわけ。いろんな人間がいる中で、自分はこんな人間で。生まれながらに心臓が悪かったんですよね。そろそろ、タイムリミットが来る心臓で生きている自分が、面白いなあと思って。胸に手を当てて、これがもうすぐ止まるのかと思うと、面白かった。そしたら、何かやって失敗してる自分が面白かった。自虐的というのでもない気がします。

 この歳になったら、なんでもわかった気になってるんですね。それが一番毒です。本当は何にもわかってないんです。どんなこともわかっていないんです。なんかいい例えはないかなあ。たとえば私の目の前にパソコンがあります。こいつどうなってるんでしょうねえ。いまさら仕組みを勉強しようとは思いません。でも面白いものだなあと思いながら触っています。真剣にその便利さを実感するようにしています。机の上にボールペンが転がっています。なんで書けるのですかねえ、これ。不思議じゃないですか?面白くないですか?そうやって身の回りのことを見ていると面白いことだらけですよ。Twitter始めました。いいねもらえたらうれしいです。だれもいいねくれなかったら自分が嫌われているような気がします。面白いですよね。

 

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 ね、楽しいとは違うのです。面白い。そういう思いで生きていたら、だんだん、一喜一憂しなくなりました。心がいつもフラットです。難しいことですが、自分を客観的に見れるようになりました。何を見ても、何があっても面白いものばっかりですよ。だから今年年明けと共に、心臓の大きな手術に踏み切ったのです。そしてICUで目覚めた時、やっぱり面白いと思いました。 

 あしたは「私の宝物」です。

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